工場内安全衛生リスクのAI自動識別PoC

工場内で日々発生する危険行為に対して、AI(画像解析)にて自動的にリスクを抽出する取り組みを推進しました

背景と目的

  • 製品製造を行う工場内での作業員の安全衛生を脅かす危険行為が多々発生。物損事故につながっている状況
  • 特に、工場内を行き交うフォークリフトのオペレーションにおいて危険行為(急発進、わき見運転、高積運搬等)が多数発生し、危険検知トライアルとして工場内既設カメラ画像から危険行為をAIにて自動判別する実験を実施

ご支援領域

実際の現場に訪問し、環境面(光、粉塵、構内の地面凹凸、危険行為のデモ、カメラのスペック等)を確認させていただき、PoCアプローチのご提案を行ったうえ、AIモデル開発・精度検証を実施

検証用画像の収集・アノテーション:

  • AI学習用のサンプル画像を現場設置の既設カメラの画像データ(動画、静止画)から収集
  • AI学習用のタグ付けデータの作成(アノテーション:数千枚の学習用画像データ)

AIモデル開発:

  • アノテーション画像をAIに学習
  • 危険行為を判別するための物体検知用のAIアルゴリズム設計・開発を実施

検知精度検証実施・報告:

  • AIアルゴリズムを実行し数回チューニングを実施し精度検証を行い検知率を算定する
  • 検証結果報告にて本格実装に向けた課題やさらなる精度向上に向けた施策も提示

事例紹介

case
  • マーケティングBPS 事業開発ラボ 通信業界

    若年層とのデジタルタッチポイント拡大

    若年層の顧客基盤拡大を行うために、全社BXを構築し、その中で新規のデジタルチャネルの企画・開発・グロースを全方位的に支援。取得した顧客データを元にしたマーケティングにより回線契約促進を実現できており、立ち上げ2年で3,000万PV、50万人以上の会員化を達成しています

  • SI業界 クロスボーダー 事業開発ラボ

    blockchain事業立ち上げ・アライアンス構築支援

    ブロックチェーン技術を活かして、市場にまだ無い新しいプロダクトの企画・開発・PoCをコンソーシアムを組成して行い、PoCの成功を達成しております

  • FMCG業界 マーケティングBPS 事業開発ラボ

    加熱式たばこユーザーとのデジタル接点強化

    競合ユーザーの獲得を促進するデジタルサービスの企画・実行改善・運用を全方位的に支援。会員数の大幅な拡大を実現し、喫煙者に最も使われるデジタルサービスに成長させることができています

  • エンタメ業界 SI業界 デジタル事業変革

    次世代システム基盤 構想策定のご支援

    某社の情報提供サービスを支えるシステム基盤の今後の在り方について、方針・ロードマップ策定をご支援。弊社の技術的知見をもとにこれまで踏み出せなかったクラウド利活用など、モダナイゼーションへの取り組みの後押しを行いました

  • 自動車業界 事業開発ラボ

    BEVを活用した電力事業にかかる新規事業プロジェクト

    大手自動車メーカー様におけるBEVを活用した新事業の創出に向け、構想策定から事業立ち上げまでを伴走型で推進しました

  • 自動車業界 AIテクノロジー

    工場内安全衛生リスクのAI自動識別PoC

    工場内で日々発生する危険行為に対して、AI(画像解析)にて自動的にリスクを抽出する取り組みを推進しました

  • 飲料業界 マーケティングBPS 事業開発ラボ

    ジョブ調査~実行支援によるバリューアップ

    若者向けリキュールブランドのマーケティング戦略開発と実行支援を行い、最終的には事業会社への売却によるエグジットを達成しました