【M&A】事業創出支援のリーディングカンパニー、ストラテジーキャンパス社買収のお知らせ

「株式会社enableX」は2025年9月30日に株式会社ストラテジーキャンパスの全株式を取得し、完全子会社化することに合意したことをお知らせいたします。
買収の背景と目的
enableXは事業開発の専門集団として、「事業開発の在り方を変える」というミッションのもと、AI時代における事業開発の在り方を再定義し、事業開始わずか2年目にして取引規模20億円超を突破する成長を遂げています。
今回の買収は、enableXの成長戦略の一環として、以下の目的で実施いたします:
- 事業開発コンサルティング機能の強化
- ストラテジーキャンパスが保有する300プロジェクト以上の事業創出実績と体系化されたメソドロジーを統合
- 大企業向け新規事業開発支援における圧倒的なノウハウの獲得
- クロスボーダー体制の強化
- グローバル企業との豊富な協業実績を活用した国際展開力の向上
- 海外エキスパートネットワークとの連携による提供価値の拡大
株式会社ストラテジーキャンパス 代表取締役社長 中村陽二 コメント
この度、目標・価値観を共有出来るenableXへの参画を発表出来ることを大変光栄に思います。
体制強化を通じ、弊社が注力してきた「グローバル展開」および「M&A・出資を活用した成長」に関するサービスの幅、品質、キャパシティを大きく拡張することが可能となりました。今後はこれまで以上に「事業創出と成長を牽引するパートナー」として、皆さまの期待にお応えして参ります。
株式会社enableX 代表取締役CEO 釼持駿 コメント
プロダクトライフサイクルが短期化し、事業環境が激変する中、企業にとって継続的な事業創出能力は非常に重要なものとなっています。今回のM&Aにより、両社の事業創出・グロースノウハウを融合させ、従来の常識を超えたスピードと精度で事業を構築する仕組みを築いて参ります。
期待されるシナジー効果
本買収により、以下のシナジー創出を見込んでいます:
- AI×事業創出の新たな価値提供
- enableXのAI技術とストラテジーキャンパスの事業創出メソドロジーの融合
- データドリブンな事業開発プロセスの確立
- AIを活用した市場分析・事業機会発見の高度化
- サービスポートフォリオの拡充
- 事業構想から実装・グロースまでの一気通貫支援体制の確立
- グローバル展開を含む総合的な事業開発ソリューションの提供
- 顧客基盤の相互補完
- 両社の顧客ネットワークを活用した事業機会の拡大
- 大企業からスタートアップまで幅広い顧客層への価値提供
今後の展開
ストラテジーキャンパスは、enableXグループの中核企業として、これまで培ってきた事業創出の専門性を最大限に活かしながら、AI時代における新たな事業開発モデルの確立に取り組んでまいります。両社のシナジーにより、「事業開発=enableX」としてのブランド確立を加速してまいります。
株式会社ストラテジーキャンパスについて
名称 | 株式会社ストラテジーキャンパス |
所在地 | 東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号 桑野ビル2階 |
代表者 | 代表取締役 中村 陽二 |
事業内容 | 戦略コンサルティング |
役員経歴 | 代表取締役 中村 陽二 幼稚園・小学校をインド・ニューデリーにあるAmerican Embassy Schoolで過ごした後日本へ。東京大学工学部電気電子工学科卒業・東京大学工学研究科修了。大学院在学中にコンピュータサイエンス領域で行った研究発表が評価され、一般社団法人 情報処理学会(IPSJ)より2014年度コンピュータサイエンス領域奨励賞を受賞。 新卒でマッキンゼー&カンパニー入社。製造業、IT、オイル&ガス。成長戦略、M&A、JVに主に携わる。 マッキンゼー&カンパニー退社後、株式会社サイシード創業。人材関連企業を買収し、代表取締役として事業再生を実行。営業利益-3,000万円の状態から+4,000万円の状態に再生し売却。 売却先の企業で取締役に就任。2021年6月に東証グロース市場に上場。上場企業経営に取締役として携わる。 代表を務める会社においてAI事業を立ち上げ成長を牽引。事業開始6年で売上は20億円、営業利益は11億円に到達。2023年5月投資ファンドへ売却。 創業まもなく取締役として参画したプロジェクトカンパニーが2021年9月東証グロース市場上場。 売上500億円以上の企業を中心とした新規事業・投資アドバイザリーを、株式会社ストラテジーキャンパス代表取締役として多数経験。特に北米・欧州地域おける成長戦略策定、参入実務、M&Aを含む資本業務提携を推進。 |
URL | https://strategy-campus.jp/ |
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000147732.html