enableX、生成AIの“社会実装”に焦点を当てた『AI社会実装白書 Vol.1』を公開

株式会社enableX(以下、enableX)は、生成AIの社会実装をテーマとしたレポート
『AI社会実装白書 Vol.1 ~パーソナライゼーション、マルチモーダルAIを中心に、知性の展望~』を公開しました。

本白書は、生成AIを単なる業務効率化ツールとしてではなく、人間の思考・創造性・判断を拡張する本白書は、生成AIを単なる業務効率化ツールとしてではなく、人間の意思決定や創造性を補完・拡張しうる「パートナー」として捉え、社会実装における論点・課題・技術展望を体系的に整理したものです。

本書のダウンロードはこちら:https://enablex-inc.com/wp07-ai-social-implementation-whitepaper-vol1/

背景:生成AIは「導入」から「実装」の局面へ

生成AIは、企画・顧客応対支援・アイデア創出・コミュニケーション支援など、ビジネスの現場へ急速に浸透しています。一方で、現場では「導入後に本当に成果が出るのか」「判断のブラックボックス化をどう検証するのか」「若手成長を阻害しないか」といった慎重な問いも絶えません。

enableXは、生成AIの価値を最大化するためには、単なるPoCやツール導入に留まらず、現場で成果を出すための実装力(運用設計・人材・ガバナンス)が不可欠であると考えています。

白書の主な内容

1.生成AI社会実装の現状と課題整理

生成AIが「道具」から「パートナー」へと役割を変えつつある現状を踏まえ、日本のワーカーへの影響や活用の方向性を俯瞰しながら、国内外の政策・ガイドライン動向を整理しています。

2.技術展望:パーソナライゼーション

個性化されたAIが、個人の思考や暗黙知を取り込み「第二の自分」として機能する可能性を整理し、導入・活用における課題と、Human-in-the-Loop(HITL)を前提とした信頼性設計の重要性を示しています。

3.技術展望:マルチモーダルAI

テキスト・音声・画像など単一モーダルの限界を踏まえ、複数モーダル統合による認識・判断の高度化や、物理世界へ介入する「世界モデル」やフィジカルAIへの展望を論じています。

4.現場の論点:研究者・実装者・エンドユーザー視点の課題整理

マルチモーダルAI開発の先駆者へのインタビューを通じて、技術進化と実装障壁(コスト・速度・説明性など)を整理するとともに、事業責任者やエンドユーザーが直面する課題(ROI、データ整備、運用定着、信頼性と使いやすさの両立)を論点としてまとめています。

5.人間拡張の可能性(Neuron×AI)

神経科学×AI(NeuroTech)のポテンシャルに触れ、集中・ストレス・学習など人間の状態理解と、UX高度化につながる技術展望を整理しています。

6.短期・中期・長期の社会実装展望

短期の生成AI活用拡大から、中期のAIエージェントとPhysical AIの台頭、長期の新技術融合による価値創造領域まで、時間軸での展望を示しています。

■ enableXの視点

enableXは、生成AIの社会実装において重要なのは「AIで何ができるか」ではなく、
“人間が責任を持って介入しながら、AIと共に価値を高める設計”であると考えています。

本白書が、生成AIを活用する企業・組織にとって、導入の次にある「実装」へ進むための実践的なヒントとなることを目指しています。

筆者プロフィール

小村 淳己(こむら じゅんき)

株式会社enableX Executive Director / Technology統括。先進Tech領域の事業開発を主導し、AIではAX Solution/AX Product、GenAI Dev/Refineなどのサービスを提供。官民学に対し各種AI技術、パーソナライゼーション、LLMソリューションを展開した実績とともに、DeepTech Hub、Neuron AI Lab等を通じてテクノロジーの社会実装を推進。JDLA Engineer資格、CAN 応用脳科学プラクティショナー資格保有。電気工学修士、マサチューセッツ大学MBA。

Nguyen Tuan Duc(グェン トアン ドゥク)

株式会社enableX 研究・技術顧問。多数の学術論文での受賞歴と特許を有し、日本企業においてAI研究・開発を主導。官民向けに複数のLLMを事前学習段階から構築・実装した実績を持ち、高速GPU適用やインフラ技術にも精通する。2018年にAimesoft(ベトナム)を設立し、マルチモーダルAIの先駆者としてデジタルヒューマン実現に向けたAI技術の社会実装を日本および東南アジアで推進。東京大学博士(情報理工学)。

AI社会実装白書 Vol.1 紹介動画

株式会社enableXについて

enableXは、AIネイティブな事業開発で「事業開発のスタンダード」をつくる会社です。生成AIやパーソナライゼーション、Neuro/Physical AIなどの先端テクノロジーと実行力で、斬新かつ身近なサービスを次々と社会に生み出し、人と組織の自己変革を促し、創造豊かな世界を開拓する未来を促進しています。個性化AI・LLMソリューション、Neuro/Physical AI、集合知AIなどの領域で、大企業・官公庁・スタートアップに対し、戦略策定からプロトタイピング、実装・運用まで一貫した支援を行っています。

enableXの強み:

1. 実績ある事業家による一気通貫・世界標準の事業開発力
起業・売却経験を持つ事業家集団が、「enableX Method」を活用して、戦略から実行まで一気通貫で完遂

2. グローバル協業を可能にするネットワーク
北米・欧州・アジアを中心としたキープレイヤーネットワークと、交渉をリードする外交官機能で事業開発を強力に推進

3. LLM構築・フィジカルAI等の深層的AI実装力
表面的活用を脱却し、マルチモーダルAIや独自モデル構築など事業核心に迫る技術を実装・開発

株式会社enableX 会社概要
会社名:株式会社enableX
所在地:東京都千代田区麴町3-5-17 晴花ビル 7階
代表者:代表取締役 釼持駿
事業内容:事業開発支援、AIテクノロジー開発・導入支援、クロスボーダープロジェクト支援、M&A支援、デジタル事業変革支援

事例紹介

case
  • マーケティングBPS 事業開発ラボ 通信業界

    若年層とのデジタルタッチポイント拡大

    若年層の顧客基盤拡大を行うために、全社BXを構築し、その中で新規のデジタルチャネルの企画・開発・グロースを全方位的に支援。取得した顧客データを元にしたマーケティングにより回線契約促進を実現できており、立ち上げ2年で3,000万PV、50万人以上の会員化を達成しています

  • SI業界 クロスボーダー 事業開発ラボ

    blockchain事業立ち上げ・アライアンス構築支援

    ブロックチェーン技術を活かして、市場にまだ無い新しいプロダクトの企画・開発・PoCをコンソーシアムを組成して行い、PoCの成功を達成しております

  • FMCG業界 マーケティングBPS 事業開発ラボ

    加熱式たばこユーザーとのデジタル接点強化

    競合ユーザーの獲得を促進するデジタルサービスの企画・実行改善・運用を全方位的に支援。会員数の大幅な拡大を実現し、喫煙者に最も使われるデジタルサービスに成長させることができています

  • エンタメ業界 SI業界 デジタル事業変革

    次世代システム基盤 構想策定のご支援

    某社の情報提供サービスを支えるシステム基盤の今後の在り方について、方針・ロードマップ策定をご支援。弊社の技術的知見をもとにこれまで踏み出せなかったクラウド利活用など、モダナイゼーションへの取り組みの後押しを行いました

  • 自動車業界 事業開発ラボ

    BEVを活用した電力事業にかかる新規事業プロジェクト

    大手自動車メーカー様におけるBEVを活用した新事業の創出に向け、構想策定から事業立ち上げまでを伴走型で推進しました

  • 自動車業界 AIテクノロジー

    工場内安全衛生リスクのAI自動識別PoC

    工場内で日々発生する危険行為に対して、AI(画像解析)にて自動的にリスクを抽出する取り組みを推進しました

  • 飲料業界 マーケティングBPS 事業開発ラボ

    ジョブ調査~実行支援によるバリューアップ

    若者向けリキュールブランドのマーケティング戦略開発と実行支援を行い、最終的には事業会社への売却によるエグジットを達成しました

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